養生らいふHack

生きのびるための養生

"気"と"血"と"水"

こんにちは、蓮花(れんか)です。"気血水"(きけつすい)って聞いたことがありますか?

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さて、前回は"気"というものについてお話しました。身体の中でものを動かしたり、温めたり、エネルギーになったり、免疫機能があったり。

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今日は、目に見えない"気"と、目に見える"血"と"水"の関係についてです。

"気血水"(きけつすい)という考え方

漢方では、身体を構成する要素は"気(き)"、"血(けつ)"、"水(すい)"の3つである、と考えます。

"血(けつ)"

"血(けつ)"はいわゆる血液です。身体の中の水分の一種で、全身に栄養を供給し、潤します。

からだへの作用

"血(けつ)"が充分に足りていれば、顔色がよく、筋肉が充実し、髪や肌も潤ってツヤがあります。目もよく見え関節の動きもスムーズ。まさに「元気で調子がいい!」って感じです。

"血(けつ)"が不足すると、ふらふらして目がくらんだり手足が痺れて動きが鈍くなったり。顔色も黄色っぽくなり、髪や肌もカサカサと乾燥してきます。

心への作用

"血(けつ)"は、実は精神活動の主な基礎物質です。充分に足りていれば、はっきりした精神や意思を持つことができます。感覚も鋭く判断力もあり、意欲的に行動することができます。

足りなくなると、ぼーっとして記憶力が衰え眠れなかったり、イライラしたり‥動悸がしたり、不安になったりして、ノイローゼになってしまうこともあります。

"水(すい)"

"水(すい)"は全身を潤す作用があります。今の概念だとリンパ液のようなものでしょうか。

両者は同じ水分ですが、"血(けつ)"はわりとドロッとしていて、"水(すい)"はサラッとした感じ。そんなふうに考えると、イメージがつかみやすいかと思います。

"気"があってこそ

"血(けつ)"や"水(すい)"それ自体には、動く力はないとされています。"気"の「ものを動かす」力によって、身体の中を巡ることができるのです。

実際には血液は心臓の拍動によって全身に送られているわけですが、心臓を動かしている"エネルギー"を"気"と解釈すると解りやすいかと思います。

ただ、"血(けつ)"の流れが悪くなると"水(すい)"と"気"にも影響が及びます。"水(すい)"も然り。それぞれがお互いに影響し合っているものなのです。

"気"と"血(けつ)"の関係

"気"がなければ"血(けつ)"は作られません。"気"には「ものを変化させる」作用があります。それによって、食べたものから栄養を作り、"血(けつ)"として身体を滋養するのです。そして「身体を引き締める」力によって、むやみに"血(けつ)"が漏れ出ないようにします。

"気"と”"水(すい)"の関係

"水(すい)"も"気"によって作られます。食べたものからできた栄養には、水分も含まれます。必要な水分は身体に取り込み、いらないものは排泄する。これも、"気"の"水(すい)"への作用です。

"血(けつ)"と"水(すい)"の関係

"血(けつ)"も"水(すい)"も元は同じです。共に潤いと栄養を与える作用があります。"血(けつ)"も液体ですから、"水(すい)"は重要な"血(けつ)"の組成成分なのです。

食事が大事

"気"は心だけでなく身体に対しても作用を及ぼし、"血(けつ)"は身体のみならず、精神活動に影響力を持つ。"気血水"(きけつすい)は身体にとってなくてはならない要素なのですね。

そして、"気"も"血(けつ)"も"水(すい)"も、食べたものから作られます。身体にも、心にも、食事は大きな役割を占めているんですね。


あなたの心と身体が、いつも健やかでありますように‥蓮花(れんか)

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