養生らいふHack

生きのびるための養生

五行と臓腑

こんにちは、蓮花(れんか)です。様々な要素が当てはめられている五行。身体の機能にはどんなものがあるのでしょうか?

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画像は五行思想 - Wikipediaからお借りしました。

 

五行のおさらい

  • 古代中国の自然哲学思想。
  • 自然界のすべてのものは、五行に当てはめられると考えられている。
  • 占術から風水、医学と応用範囲は広い。
  • 漢方のベースとなる論理。
  • 木火土金水(もっかどごんすい)という5つの要素で構成されている。

‥というものでしたね。

臓腑(ぞうふ)という概念

これらは臓腑(ぞうふ)と呼ばれるもので、現代の概念だと、臓器でしょうか。

(かん)・(しん)・(ひ)・(はい)・(じん)という5つの(ぞう)というものがあり、それぞれに(たん)・小腸大腸膀胱(ふ)として従属します。

肝(かん)には胆(たん)、心(しん)には小腸、脾(ひ)には胃、肺(はい)には大腸、腎(じん)には膀胱、といった具合です。

肝だの腎だの、胃や大腸だの、実際に存在する臓器のような名前もありますよね。解剖学が発達する前までは、これらを臓器の名前としていたのだそうです。日本に解剖が伝えられたのは江戸時代ですから、割と最近まで使っていたのですね。

臓腑の役割

臓と腑の違いは、身体の中における役割です。

臓は、主に気血水を貯蔵したり、必要な個所に届けたりする役割。腑は、飲食物を消化して栄養を吸収し、老廃物を排出する役割を担います。

肝と胆のように、ペアになっている臓と腑は、密接な関わりを持ちます。漢方ではこの関係を、表裏の関係にあると言います。臓が表で腑が裏ですね。

具体的には‥

現代医学の概念ではどういう役割を果たすのか、まとめておきましょう。

肝:情緒系中枢・自律神経系(血管運動神経系も含む)・運動神経系・肝臓の部分的機能

心:心臓のポンプ機能・大脳皮質を中心とする高次神経中枢

脾:消化器系・水分代謝の一部・栄養代謝・末梢循環

肺:呼吸器系・皮膚機能・末梢の体液平衡

腎:生命維持機能・内分泌系・泌尿生殖器系・神経系

こんな感じです。似たような機能をひとつのパッケージにした‥と言うと、乱暴でしょうか?

ただ、「ストレスがあると肌が荒れるのは何故か?」というような考え方をすると、この臓腑のつながりがピン!とくる瞬間があるのです。

それがわかってくると、漢方や養生は途端に面白くなってくるのです。

養生を実践するということは

人間の身体は、それそのものが自然に、ひいては天体の摂理に属するものであると理解すること。そして常に、今の季節天候はどうなっているか?それは自分の身体にどんな影響を与えているのか?を考え続けることなのです。

壮大過ぎるでしょうか?そんなに大げさに捉えなくても大丈夫。自分で自分のご機嫌伺いをしていればいいんです。で、ついでにその目を自然界に向ける。そうしていくうちに、先ほども言ったピン!とくる瞬間が訪れます。

そうなれば、体調管理がぐっと楽になりますよ。


あなたのこころとからだが、いつも健やかでありますように‥蓮花(れんか)

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