養生らいふHack

生きのびるための養生

つくしの子も恥ずかしげに‥『啓蟄』

こんにちは、蓮花(れんか)です。3月6日頃にやってくるのが、二十四節季の啓蟄。土の中で冬眠していた生き物たちが、外に出てくる頃です。春の光を浴びて温かくなった土の温度の変化を感じて、彼らは春を感じるのです。

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暖かさがぐんぐん増す

冬至で冬から春に切り替わり、立春で季節が春になり、暖かさがどんどん高まっています。温かい空気は下から上へと動きます。

そして気温の上昇と共に、内側に籠っていたものが外へと解放されます。春は、内側から外への動きもあるのです。

排毒の季節

身体の内側から外側へ出ていくものといえば‥排泄物や毒素ですね。

毛穴をぎゅっと引き締めて、寒さに負けないように、エネルギーや栄養を漏らさないように‥と頑張ってきたからだも、暖かい空気にホッと毛穴を緩めます。

そして、秋冬の間に溜まった毒素を、一斉に排出しようとするのです。

苦味で排毒

春は苦味のある食べ物が旬を迎えますよね。

たらの芽、ふき、せり、こごみ、わらび、ぜんまい、菜の花‥みんな春の味覚です。

薬膳では、苦い味は排毒作用があるとされています。毛穴が開き身体の毒が外へ出ていくこの季節に、排毒を促す苦味のある食べものが旬を迎える‥自然というのは、本当によくできたシステムだと思います。

身体に余分な水分が残っていると‥

夏は水分を多く摂りますね。ほとんどは汗として出ていってしまうのですが、効き過ぎる冷房や暴飲暴食などの要因によって、身体のの巡りが悪くなると、排出されずに残ってしまいます。

身体に余分な水分を残したまま秋を迎え冬を過ごすと‥春になったら、身体は排出しようとします。 そこに、スギ花粉が飛散します。花粉というトリガーによって刺激を受けた鼻から、くしゃみというかたちで水分を出そうとするのです。余分な水分が原因の花粉症は、こんなふうにして起こります。

水分には冷やす性質もありますから、冬の間、冷えや痛みの症状が出ることもあります。春になると暖かくなり水分も出ていきやすくなります。冬の冷えや痛みが春になると緩和する‥のは、こんな理由からなのです。

持病が悪化する

秋冬は、身体の活動は活発ではなくなります。春夏になると、気温の上昇もあって、活発になります。その時に元気になるのは、身体の中の病気も同じことなのです。

持病をお持ちの方は、春になると症状が出てくることが多いのだそうです。そして、発作のように急に表れる症状で、命を落とすお年寄りも多い季節なのです。

やっぱり、溜めないことが大事

こうしてみると、春の症状は急にドバッと出てくる感じですね。急激な変化は、身体にとってつらいもの。なるべく緩やかであって欲しいですよね。

それにはやはり、溜めないことがとても重要になってきます。余分なものが溜まっていなければ、一気に出てくる勢いもなくなるわけですから。

これからの季節、春から夏にかけては、とにかく溜めない。秋から冬にかけては、冷やさない。そして、年間を通じて巡りを良くする

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 溜めない、滞らせない、冷やさない、を徹底することが、養生の基本です。

 

あなたの心と身体が、いつも健やかでありますように‥蓮花(れんか)

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