養生らいふHack

生きのびるための養生

病気になりたくない全ての人へ

こんにちは、蓮花(れんか)です。私は"絶対に"病気になりたくないんです。

f:id:lotas48:20150930081758j:plain

祖母のこと

私の祖母はガンに罹りました。

当時は丸山ワクチンというものが出来た頃で、母は必死でそれに関する新聞記事をスクラップしており、まだ小さかった私は、なぜ薬に人の名前がつくのかが理解できませんでした。

祖母のガンは最初、膀胱にできました。トイレに行く暇もないくらい忙しく働く人だから‥と親戚の叔父は言いました。

そのうち腎臓に転移し、そして全身に転移して、痛い、痛い、と繰り返しながら、祖母は旅立ちました。

母のこと

祖母を献身的に介護した母は、祖母がガンを宣告されたのと同じくらいの年齢で多発性骨髄腫と診断されました。

多発性骨髄腫とは

骨髄のガンで、骨に腫瘍ができてしまう病気です。臓器のガンというよりは白血病に近い、とお医者さまは言いました。余命は、5年でした。

母の腫瘍は腰椎にできてしまい、大きくなって神経を圧迫し始めたので、腰椎ごと切除しました。切除した腰椎の代わりにチタン製のプレートを装着した母は、立って歩くことが途端に困難になりました。

母の闘病生活

これを機会にお世話になることになったケアマネージャーの方がとても頑張って下さり、母は要介護認定を受けることができました。定期的に入院して抗ガン治療を受け、それ以外は通院治療を受け‥という生活を5年間続けました。

旅行はおろか、近所への買い物もひとりでは満足にできない生活でしたが、ベランダで草花を育て、好きな韓流ドラマを観て、母なりに"普通の生活"を送れた期間だったのでは、と思います。

そして、旅立ち

告知からきっかり5年経った夏の日、通院だけのつもりで診察を受けたら緊急入院となり、そしてそのまま病院から、祖母の許へと旅立っていきました。2009年の秋の始めでした。

私のこと

2012年7月、夫の駐在に帯同して上海に居た私は、一時帰国して友達と食事をしている最中に、意識を失い救急搬送されました。

幸いすぐ意識は戻り、検査の結果、脳にも心臓にも異常はなかったのですが、それをきっかけにしたかのように、様々な体調不良が出現しました。

動悸がするのに心電図には現れない、食欲が無くなり、食べるとすぐ下痢をしてしまう、とにかく寒くて仕方がない、とても疲れやすくなり、ソファに座ると2時間は立ち上がれない‥などなど。

とても飛行機に乗って上海に戻れる状態ではなくなったので、私だけ日本に残り治療に専念することにしました。

これが不定愁訴というものか

ところが、内科に行っても、循環器科に行っても、どこも異常は無いと診断されるのです。

困り果てて漢方科を併設する医院を訪ねたところ、やはり原因はわからなかったのですが、疲労が重なったのではないか、と診断されました。

担当のお医者さまは漢方を学びに中国へ留学された経験があり、中国暮らしの苛酷さをよくご存知だったので‥(^_^;)

とにかく体力が著しく落ちているので、回復させながら胃腸や心臓の様子を見ていきましょう、と言われ、ようやく安堵しました。

体調不良の原因がわからないことが、こんなにも人を不安にさせるとは。理屈ではわかっていたつもりでしたが、身を持って体験すると恐怖もひとしおでした。

漢方なら‥

遡ること、その6年前。母の病気がきっかけで、漢方と薬膳の勉強を始めました。そこで「原因不明の体調不良を不定愁訴と言う」と教わりました。

西洋医学上は原因がわからなくても、漢方の弁証論治という手法をもってすれば、必ず原因が判明し、それに対応する療法で回復する。そう教わったのです。

冷えとりのこと

"寒くて仕方がない"という症状に、私は注目しました。時は7月、夏真っ盛り。それなのに、少しでも冷房の効いた場所に居るとガタガタ震えてくる‥そんな有り様でした。

これは、おかしい。漢方科のお医者さまは、それもひっくるめて体力の低下と捉えたようですが、私は、この"寒い"にこそ全ての原因があるのではないか?と思うようになりました。

そしてその時、偶然書店で見かけたのが「冷えとりガールのスタイルブック 」という本だったのです。

主婦と生活社 2010-10-15
売り上げランキング : 36028
by ヨメレバ

これをきっかけに、生活に冷えとりを取り入れるようになりました。

冷えとり カテゴリーの記事一覧 - 養生らいふHack

足元を冷やさず、冷たい飲食をせず。それを徹底し、消化の良いものを少しづつ食べ、処方される漢方薬を服用し、そうして1年ほどかけて、体調はゆっくりと回復していきました。

中国生活の終わり

ああ、そろそろ飛行機にも乗れるだろうか‥と思う頃、夫は上海からマレーシアに転勤になり、私は上海の生活には戻らず、そのままマレーシアに行くことになり、今に至るのです。

祖母と母が見失ったかもしれないもの

何故意識を失ったのか、何故あんなに疲れやすかったのか、何故胃腸が不調になったのか、そして何故、心電図に現れない動悸がしたのか?

何ひとつ明らかになりませんでしたが、とにかく体調は元に戻りました。どれも重篤な症状ではないので、もしかしたら私は大袈裟だったのかもしれません。大した不調でもないのに大騒ぎして‥と批判されてもおかしくないのかもしれません。

でも。母は、祖母は、ガンと診断される前、同じような"大したことない不調"は無かったのだろうか?「大したことないから」と具合が悪くても無理をしてしまったのではあるまいか?それが大きな病気を引き寄せる結果につながったのではあるまいか??

そして、養生

自分が学んできたこと、体調を崩し体験したこと、そんなこんなを棚卸しするかのように、ブログに綴って1年と少し。近頃は、こんなことを思うのです。

養生というのは、放っておけは幻のように消えてしまう"不調の兆し"を、いかに見逃さずに摘み取るか、なのではないか‥「大したことないから」などと決して思わず、原因を究明し、対策を立て、実行する。小さな幻のような存在を、大きな魔物にしてしまわない為に。


このブログが、あなたと、あなたの周りの人の、不調の兆しを見つけるきっかけになれれば‥と思います。


あなたの心と身体が、いつも健やかでありますように‥蓮花(れんか)

Copyright (C) 2013-2017蓮花(れんか), All rights reserved